すべての育ちは遊びから
よしのこども園では、子ども一人ひとりの「自分」主体性を育むため、遊びを通して「生涯にわたる生きる力の基礎を培う」事を目標に保育を行っております。
自分のやりたい遊びを選び、
自分で使いたいものを手に取り、
自分の気持ちを言葉で表現し、
自分の気が済むまでとことん遊び込む
好きなこと、おもしろいこと、やらずにいられないことに取り組んでいる子どもは、ぐっと集中して、まさに「遊び込んでいる」状態になります。子どもが遊び込むための保育士の試行錯誤・サポートこそがプロの仕事!子ども一人ひとりの「根気」「粘り強さ」を育みます。
遊びは「どうしてもやらなければいけないこと」ではありません。
やっても、やらなくてもいい、流動的かつ自由なものです。
そんな「遊び」だからこそ「あきらめない気持ち」や「すぐに結果がでないことに耐える精神の強さ」等が、とことんやらなければ自分の気持ちが収まらない、主体性により養われていくものです。
よしのこども園の特徴
≪園舎≫
特徴的な円形の園舎は園舎自体が大きな遊具 ※屋根は1周およそ150m
楕円形の屋根には行き止まりがありません。子ども達は目的無くぐるぐる回る場所が大好きです。この行動は誰に教えられるわけでもなく全ての子供が生まれた時から刻まれている遺伝記憶です。
屋根面は柔らかいゴムチップで仕上げられています。子供は転びながら体のバランスを習得します。転倒に擦り傷は付き物ですが、頭を打っても大事に至らない配慮は必要です。現代の子供たちは大切にされ怪我をしないように守られていますが、守られすぎると子どもの頃に学ぶべきことを学び損なってしまいます。この屋根は安全を保ちながらも適度の挑戦を促す訓練道具なのです。
屋根は南に4.5度傾いています。斜面に座るとき必ず人は足を下に向けます。誰しもがわかるあたりまえの仕草なのですが、このあたりまえのことが友達同士で同じ方向を向いて並んで座る微笑ましい情景を作り上げるのです。
≪食育≫
子どもにとっておやつは必要なエネルギーを補うために欠かせないものであり、毎日の楽しみでもあります。
よしの保育園では、食事で不足しがちな栄養素を補うために野菜、果物などを取り入れた手作りのおやつを提供しています。
使用する野菜、果物は可能な限り地元下北産のものを使用し、素材の味を生かした味付けにしています。
和洋中、甘いおやつからしょっぱい味付けのおやつまで様々な種類の手作りおやつを子ども達に美味しく、楽しく食べてもらえるよう、給食職員は日々試行錯誤しています。安全で安心、美味しい給食を提供して子ども達に食の素晴らしさを伝えていきたいと思います。
≪ナーチャーキッズ≫
1週間に3日、英語講師の先生と一緒に過ごします。
「遊びの中で育む異文化」をコンセプトに、乳幼児の生活の場である保育園で間近に英語があることで、英語を勉強と捉えず、コミュニケーションツールとして親しむことができます。
≪自然との関わり≫
緑の幼年団に加入「団名ぐりんぐりん」を発足。様々な活動を通して「自然」に子ども達が関わり、なぜ?どうして?という探求心をもって遊び込む経験が生きる力を育みます。
緑の幼年団を結成し、自然との関りを積極的に行います!
≪伝承遊び≫
伝承遊びには奥深さがあります。コツをつかむのは簡単ではありませんが、一度感覚を覚えてしまったら忘れない「日本人的感性」が伝承されていきます。